おもしろうて やがて悲しき はるさんの休日 No.5 2021.03.07
みなさまこんにちは。はる院長です。「おもやが」の時間がやってまいりました。
前回から5ヶ月ぶりの更新になります。
新しいネタを探していたのですがコロナの影響もあり全く見つからず・・・
仕方ないので今回も昔のネタで話しをしてみたいと思います。
ちなみにこの話は私の天板ネタの一つですが
普段から無駄〜な人生を歩んでいるとこういう時に役に立ちます。
私は昔、滋賀県の瀬田という所に住んでいた。
小学校が膳所にあったので毎日瀬田駅から電車通学をしていた。
注)ありし日の瀬田駅:少年にはカバにしか見えなかった・・・ ( ゚д゚)
家から駅まで少し距離があったのだが、やっとこさ3年生位の時に父が自転車を買ってくれる事になった。
早速買って貰った翌日にウキウキしながら新しい自転車を駅の駐輪場に止めて学校に向かったのだが、この幸の薄い少年にとっては、やはりというべきか
・・見事にパクられる・・ _| ̄|○
まぁお約束シリーズなので当然のように
「お前がボ〜ッとしとるから盗られるんじゃい!!」
と父から全く愛を感じられない特大ゲンコツ2個を被弾する。
仕方ないのでまたまた歩き生活に戻ったのだが、それを見かねた母が
「母さんの自転車貸してあげる」
それはそれで有り難かったのだが、母の自転車は赤色で何故か全体にバラの模様が
初老の今なら人目なんか気にせず意気揚々と乗りまわすのだが小学男児にとって赤バラ自転車は苦痛と恥辱以外の何者でも無い。
もちろん「新しい自転車買って!」なんて言えるはずも無く、ある日意を決して母親に
「色塗り直しても良い?」と提案。
「母さんも乗るから青とか黒は嫌やで。白なら良いわ」
と何とか許可を頂き、当時駅前にあった「スーパーヒカリ屋」に向かい白のペンキとハケをゲット。
注)ありし日のヒカリ屋:少年にとって、ここが世界の中心であった
早速赤バラ自転車から解放される事に期待に胸を膨らませベタベタと塗る事に
ベタベタ・・・ベタベタ・・・ベタベタ・・・・・べ!?
注)イメージ写真
べっ!? あれ!? えっ!? え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・・・ピッ ピンク〜〜〜!?・・・
ーーーそりゃ赤の上に直接白塗ったらピンクになるわな(泣)ーーー
結局少年には特大タンコブ2個とバラの模様がうっすら見えるマダラピンクの自転車だけが残される事に・・・( ̄◇ ̄;)
「母さんこんな変な自転車乗るの嫌やわぁ」と母に見放されたマダラピンク模様の自転車は「ピンクローズ号」と新たに名を付けられ自動的に私のものに。
この後「ピンクローズ号」は鍵をかけなくても全くパクられる事なく私が香川に転校して中学生になるまで乗り続けられる事になる。
「マダラピンク自転車に乗った変な転校生がきたっ!!」
って話題になってたかもしれない。
知らんけど・・・