「おもしろうて やがて悲しき はるさんの休日」 No.1 2020.08.26

みなさまこんにちは。 はる院長です。

早速第1弾をぶちかまします。

先日奈良の春日大社に行って参りました。
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立派な駐車場を出た後、鹿のフンが散乱している参道を経て本殿に参拝しました。
不思議なもので最初はフンが気になって仕方ないのですが、ここまで清々しくフンが散乱していると、最早フンではなくて小石のような感じになり全く気にならなくなるものです。

私は寺社仏閣の知識は皆無なので、ここで「りこげ」なコメントは致しません。
また参拝する時には「二拝二拍手一拝」などの順序が分からなくて毎回横に書かれている注意書きをチラ見しながら参拝致します。
もちろん「チラ見なんかしていませんよ」というような顔をします。

本日のお目当は実は参拝ではなく

これです。これ「Enjoy 鎧」...ネーミングセンスが(震)
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ここには国宝に指定されている大鎧が陳列されています。

こんな感じのやつです。
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そう言えば昔少年野球のコーチに「これ月謝のやつです」と言って渡したら
「やつって何や!」とぶちギレされた記憶があります。

良くみる鎧武者像です。
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左右の胸に細長いボンボリみたいなのがぶら下っているのがお分かりでしょうか?
右胸のボンボリは「栴檀の板:せんだんのいた」左胸のボンボリは「鳩尾の板:きゅうびのいた」と言います。
今回の「Enjoy鎧展」は、このマニアックなパーツをフューチャーしていたのが画期的でした。
まさに防具というより美術・工芸品レベルでした。

「はる少年」は勉強とスイミングはさっぱりでしたが小3で既に、この左右のボンボリの名称は知っておりました。

当時はダンボールで大鎧をつくり、さらに自作の弓矢を背負い父親秘蔵の模造刀を腰に差して近所を闊歩していました。今なら間違いなく通報レベルです。

またNHK大河ドラマ「草燃える」を毎週欠かさずチェックし、学校には「平家物語」を持って行き休み時間に読むという、かなりスカした少年でした。

クリスマスには毎年「大鎧がほしいです」とサンタさんに書きましたが枕元に明らかに母親の字で「これを足しにしなさい」と3000円が置かれてました。

また香川県に引っ越しする時「引っ越しするお金があるんやったら鎧買ってくれっ!!」ってごねたら母親に思いっきりぶん殴られました。

もし子供に同じ事言われたら私も即座にぶん殴ると思います。

私は小学2年位から歴史の面白さに目覚めました。
きっかけはポプラ社のこの本です。
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母親がパーマーで3時間近く待たせておくために少年に買い与えた本です。

パーマ後に毎回マクド○ルド大津店で「マックシェイクとポテト」を食べさすのが勿体なくなったのかもしれません。

この本に夢中になり、パーマ待ちでも大人しくなった少年に味を占めた母親はその後「織田信長」「豊臣秀吉」と連発して買い与えました。
ここで続けて「徳川家康」を買わなかったところが「家康嫌いの京都人」の真骨頂なのかもしれません。

「豊臣秀吉」の後は「演歌歌手のおじさん」の本が与えられました

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(゚ω゚)‼️

これは少年の心に全く響かなかったようで表紙を見てそのまま本棚直行 (。-_-。)

今後「西郷どん」は私の尊敬する人物の一人になるのですが、それにはその後30年以上の月日が必要になります。

それはまたの機会に。

 

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